E.G. のモーゼル カルデン


コッヘムの下流に位置するCardenの風景。赤い砂岩を使って建てられた、ライン地方の宗教建築に広く見られるロマネスク様式の家。傾斜の強い切妻屋根、大きな円塔や隅の小塔(turret)が建物の外観に変化を与えている。中央の円筒は螺旋階段を収めるとE.G.は報告しているが、この家の内部はどのようになっているのだろうか。例によって煙突からは煙が立ち昇り、住人の暮らしに思い巡らすように見る者をいざなう。