E.G. のロンドン Crown Court, Pall Mall


Court とはやや幅の広い路地のこと。Crown Court と名づけられた路地は London にたくさんあったらしい。E.G. が描いたのは Pall Mall (ペルメル)から入るもの。この路地が同じ名前で現代に残っているかどうかは、調べてみたがよくわからない。この近くに現在ある Crown Passage は道幅が E.G. のスケッチよりも狭く、この路地ではないようだ。

絵の右下、人物の横に立てかけられた看板?には、TRUTH(真実), DIVORCE(離婚), ELOPEMENT(駆け落ち), PEERESS(貴族の夫人)など興味深い言葉が並んでいる。